Midjourney 始め方|返金枠20分で見極める30日【2026】
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Midjourney 始め方|返金枠20分で見極める30日【2026】

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Midjourneyの始め方は、①midjourney.comでアカウント登録 → ②有料プラン契約 → ③プロンプト入力 → ④4枚の候補から選択 → ⑤調整・保存、の5ステップです。 Discordは不要でブラウザだけで完結し、登録から1枚目の生成までは最短20分ほど。Midjourney公式アップデートブログ(2026)によると、2026年6月11日にデフォルトモデルがV8.1へ切り替わり、標準画質なら1枚約4秒で生成できます。さらに2026年7月24日にはV8.2がデフォルト化しました。

ただし、この記事が本当に伝えたいのは手順ではありません。Midjourneyの返金は「アカウント生涯のGPU使用20分未満」の場合しか認められないという点です(Midjourney公式ドキュメント Requesting a Refund(2026))。多くの解説が勧める「とりあえずたくさん生成して慣れよう」を実行した瞬間、$10は返ってこなくなります

つまり始め方の本質は、返金枠20分という制約の中で「自分に合うか」を見極める順番設計です。この記事では次の3点を、他の解説がほぼ触れない領域まで踏み込んで用意しました。

  1. 初日フローチャート:返金枠20分を使い切る前に、消費GPU分の目安つきで判断を終える5分岐
  2. 円建て年間実コスト表:為替3シナリオ×海外事務処理手数料3.63%を織り込んだ実額(ドル表記のままの記事が大半)
  3. 経理・税務の実務:領収書は自動送信されない/インボイス要件と仕入税額控除の論点
ポイント

最短ルートは「Googleアカウントでログイン → プラン契約 → 画面上部のImagineバーにプロンプト入力」。Discord登録は2026年現在、必須ではありません。ただし生成を始める前に、返金枠20分の使い道を決めておくこと。これが唯一やり直しの効かない判断です。

結論:始め方は5ステップ、ただし判断は「初日20分」で終わらせる

Midjourneyは登録・課金・生成・選択・調整の5ステップで始められますが、継続可否の判断は返金枠20分以内に済ませるのが合理的です。

まず流れを表で俯瞰しておきましょう。

ステップやること所要時間の目安GPU消費
①登録midjourney.comにGoogle/Discordでログイン約2分0分
②課金プランを選び決済(最低$10/月)約3分0分
③生成プロンプト入力。V8.2なら標準約4秒で4枚出力約1分消費開始
④選択4枚1組の候補から1枚を選ぶ約1分0分
⑤調整アップスケール・バリエーション・編集約5分〜消費

重要なのは、GPU時間を消費するのは③以降だけという点です。①②の段階では1分も減りません。だからこそ「登録して即・大量生成」ではなく、契約前に判断軸を固め、生成は検証目的で使うのが正しい順番になります。

無料トライアルは2023年3月に停止されたまま2026年8月時点でも復活しておらず、最低でもBasicプラン($10/月)の契約が必須です。逆にいえば、プランさえ決まれば残りの操作は直感的で、専門知識はほぼ不要です。

まとめ

「登録は無料・生成は有料」が大原則。最初の1枚を出すまでの本当の障壁は操作ではなく、返金枠を残したままプラン適性を判断できるかです。

返金枠20 GPU分を使い切る前に決める初日フローチャート

返金枠20 GPU分を使い切る前に決める初日フローチャート

返金条件はアカウント生涯GPU20分未満。だからこそ初日は「作りたい欲」ではなく判断順で動くのが得策です。

Midjourney公式ドキュメント Requesting a Refund(2026)によると、返金対象はアカウントの生涯を通じたGPU使用がFast/Turbo/Relax合算で20分未満の場合のみです(規約違反によるアカウント停止時は対象外)。V8.1の標準生成は約4秒ですが、GPU消費はジョブ内容で変動するため、20分は「無限に試せる枠」ではありません。

以下は、各ノードに消費GPU分の目安を併記した初日の判断フローです。

``` Q1. 作りたいのは文字が主役のバナー・図解? 【消費目安:0分】 ├─ Yes → Midjourneyは文字描画が不得手。Canva等の併用を先に検討 │ (ここで撤退すれば返金枠は満額のまま) └─ No → Q2へ

Q2. 生成物をクライアントに納品する? 【消費目安:0分】 ├─ Yes → 自社または発注元の年間総収入が100万ドル超なら │ 利用規約上 Pro以上が必須。Basicで始めると契約違反に └─ No → Q3へ

Q3. 案件やプロンプトを社外に見せられない? 【消費目安:0分】 ├─ Yes → ステルスモードのあるPro($60/月)以上が必須 │ (Basic/Standardは生成物が公開ギャラリーに載る) └─ No → Q4へ

Q4. 月間の必要枚数は50枚未満? 【消費目安:0分】 ├─ Yes → Basicで足りる └─ No → RelaxモードのないBasicでは枯渇。Standard以上

Q5. 作風の相性確認 【消費目安:合計15分以内】 Draft Mode(低解像度24枚一括・Fast消費は約半分) + --sref random(24通りの作風を一気に試す) ここで判断を終える ├─ 続ける → プラン確定して本運用へ └─ 合わない → 20分に達する前に解約+返金申請 ```

Q1〜Q4はGPUを1分も使わずに答えが出ます。 消費が発生するのはQ5だけ。ここに枠の大半を配分するのが、返金権を残したまま相性を確かめる唯一の設計です。

Q5で効くのが2026年6月の新機能です。Midjourneyリリースノート(2026年6月16日)によるとDraft Modeは低解像度24枚を一括生成し、消費するFast時間は通常の約半分。さらに同年6月25日追加の`--sref random`は、スタイル参照コードをランダム生成して24通りの作風を一気に試せます。「1枚ずつ丁寧に」より、この2つで作風の当たり外れを面で確認する方が、同じGPU消費で得られる情報量が圧倒的に多いわけです。

注意

返金申請はGPU20分を超えた時点で不可になります。「まず慣れてから考える」は、判断材料を得る前に選択肢を失う進め方です。合わないと感じたら、迷っている間に枠を消費しないでください。

Midjourneyの料金:4プランの違いと選び方

プランは月額の安さではなく、公開リスク・年商条項・Relaxの有無・枚数の4軸で選ぶと契約後の後悔を防げます。

まず4プランの全体像です(出典: Midjourney公式プラン(2026年))。

プラン月額(月払い)年払い時(実質/月)Fast GPU時間/月Relaxモードステルスモード
Basic$10$8約3.3時間なしなし
Standard$30$2415時間無制限なし
Pro$60$4830時間無制限あり
Mega$120$9660時間無制限あり

※年払いは全プラン一律20%オフ。

多くの解説は「枚数の目安」で終わりますが、実務で効くのは「失敗したときの帰結」です。3つだけ押さえてください。

1. BasicにはRelaxモードがない Fast GPU 3.3時間を使い切ると、当月はそれ以上生成できません。追加購入するか翌月を待つかの二択です。Standard以上ならRelax(待ち時間あり・枚数無制限)で作り続けられます。締切のある案件でBasicは危険です。

2. Basic/Standardの生成物は公開ギャラリーに載る 非公開化できるステルスモードはPro($60/月)以上限定。「納品前のクライアント案件が世界中から閲覧できる」状態は、守秘義務契約のある仕事では致命傷になり得ます。

3. 年間総収入100万ドル超はPro以上が必須 Midjourney利用規約上の条件です。個人でも「勤務先の業務として使う」なら会社の年商で判定される点に注意してください。

ポイント

趣味・練習ならBasicで十分。仕事・副業なら「公開ギャラリー」と「年商条項」を絶対に飛ばさないこと。この2つは料金ではなく契約・信用の問題に直結します。

円建て年間実コスト計算表:ドル表記では見えない実額

実際の請求額はドル月額×為替だけでは決まりません。海外事務処理手数料3.63%が上乗せされます。

三井住友カード公式お知らせ(2024)によると、Visa/Mastercardの海外事務処理手数料は2024年11月1日以降、2.20%から3.63%へ引き上げられました(JCBは2.20%据え置き)。ドル建てのMidjourney決済は毎月この手数料が乗ります。上位記事の「$10=約1,500円」という単純換算では、実額とズレます。

年間実コスト(月払い・年払い×為替3シナリオ)

計算式は 年間USD総額 × 為替 × 1.0363 です(Visa/Mastercard想定)。

プラン支払方法年間USD145円時155円時165円時月あたり(155円時)
Basic月払い$120約18,031円約19,275円約20,519円約1,606円
Basic年払い$96約14,425円約15,420円約16,415円約1,285円
Standard月払い$360約54,094円約57,825円約61,557円約4,819円
Standard年払い$288約43,275円約46,260円約49,245円約3,855円
Pro月払い$720約108,188円約115,651円約123,113円約9,638円
Pro年払い$576約86,550円約92,520円約98,490円約7,710円
Mega月払い$1,440約216,375円約231,301円約246,227円約19,275円
Mega年払い$1,152約173,100円約185,041円約196,981円約15,420円

※JCB決済なら手数料は2.20%のため、上表の約1.4%減で計算し直してください。 ※年払いは1回の決済で為替が固定されるため、円安局面では有利・円高局面では不利に振れます。20%オフの割引率(年間で$24〜$288相当)と為替変動リスクを天秤にかける判断です。

生成枚数の上限目安と1枚単価

課金はGPU時間ベースです。V8.1の生成時間(標準約4秒/HD約12秒)から、理論上の上限枚数を出すと次のようになります。

プランFast GPU秒標準画質の上限目安HDの上限目安Draft Mode時の目安標準1枚あたり(155円・年払い)
Basic11,880秒約2,970枚約990枚約5,940枚相当約0.43円
Standard54,000秒約13,500枚約4,500枚約27,000枚相当約0.29円
Pro108,000秒約27,000枚約9,000枚約54,000枚相当約0.14円
Mega216,000秒約54,000枚約18,000枚約108,000枚相当約0.07円
注意

上表はあくまで「生成秒数から機械的に割った上限」であり、実測値ではありません。 実際のGPU課金はジョブ内容・キューの状態・アップスケールや編集操作によって変動し、この数字どおりには使い切れません。プラン間の桁感を比較するための目安としてお使いください。

Basic vs Standardの分岐点:Basicの弱点は枚数ではなくRelaxの不在です。月額差は年払いなら$16(155円換算で約2,570円)。Fast枠を使い切って生成が止まる月が年に2回でもあるなら、機会損失の方が大きくなります。試行錯誤が多い立ち上げ期ほどStandardが効きます。

Midjourneyの使い方:登録から1枚目までの5ステップ

登録から1枚目の保存までは20分以内。迷いやすいのはプラン画面と英語プロンプトの2か所だけです。

ステップ1:公式サイトにアクセスしてログイン ブラウザで`midjourney.com`を開き、「Sign In」をクリック。GoogleアカウントかDiscordアカウントでログインでき、2026年時点ではGoogleログインが最も手軽です。ミッドジャーニーの始め方として検索される「Discord登録が必要」という情報は既に古くなっています。

ステップ2:プランを選んで契約する プラン選択画面(Manage Subscription)で、前章のフローチャートで決めたプランを選択。「Monthly(月払い)」か「Yearly(年払い・20%オフ)」を選んでカード情報を入力します。ここで使うカードのブランド(Visa/Mastercardは3.63%、JCBは2.20%)も意識しておくと、後の経費計算がぶれません。

ステップ3:プロンプトを入力する 画面上部の入力欄(Imagineバー)に、作りたい画像を英語で入力します。例:`a cute orange cat sitting on a wooden desk, soft morning light, photorealistic`のように「何を・どんな状況で・どんな雰囲気で」の順に書くのがコツ。何も指定しなければ最新のデフォルトモデルで生成され、標準画質なら約4秒で結果が出ます。

初日はここでDraft Modeを使ってください。低解像度24枚を通常の約半分のFast消費で出せるため、返金枠を温存しながら作風の当たりを探せます。

ステップ4:生成された4枚から選ぶ 4枚1組の候補画像が表示されるので、気に入った1枚にカーソルを合わせて操作メニューを開きます。

  • Upscale(U):選んだ1枚を高解像度化する
  • Vary(V):似た雰囲気の派生案を作る
  • Reroll(再生成):同じプロンプトで作り直す

ステップ5:調整・編集して仕上げる `--ar 16:9`(横長)などのアスペクト比指定や、`--no text`(文字を除外)を加えると用途に合わせて仕上がります。2K解像度が必要ならHDモードを使います(生成約12秒)。完成したらダウンロードボタンで保存してください。

ポイント

よく使うパラメータは`--ar`(比率)、`--s`(画風の強さ)、`--no`(除外)、`--sref`(スタイル参照)の4つ。V8系がデフォルトになったため、古い解説にある`--v 7`のようなバージョン指定は基本不要です。

2026年の前提:V8.2まで進化、V7時代の解説とは別物

2026年はモデル世代交代が続いた年です。V6〜V7時代のスクショで解説する記事とは、画面も速度も別物になっています。

Midjourney公式ドキュメント Version(2026)によると、V7は2025年4月3日リリースで2025年6月17日〜2026年6月9日までデフォルトでした。その後の流れは次のとおりです。

  • 2026年3月17日:V8がalpha.midjourney.comで有料会員向けにアルファ公開(従来比約5倍高速、2Kの`--hd`モード、`--q 4`導入)
  • 2026年6月11日:V8.1が正式デフォルト化。標準約4秒/HD約12秒、V7比2倍のサイズ・4倍の解像度
  • 2026年6月16日:Draft Mode登場(低解像度24枚一括、Fast消費は約半分)
  • 2026年6月25日:`--sref random`追加
  • 2026年7月24日:V8.2がデフォルト化。速度ではなく美的品質・画質・パーソナライズに振った更新で、低品質な出力が大幅に減少

「1分待つ」前提の解説はすでに時代遅れです。ネット上に多いV6〜V7前提の記事(`--v 7`指定や旧UIのスクショ)をそのままなぞると画面が一致しないため、更新日を必ず確認してください。

なお日本での普及状況も押さえておく価値があります。総務省 令和8年版情報通信白書(2026年7月24日公表)によると、個人の生成AI利用経験は58.8%(前年26.7%から2倍超)に達した一方、画像・動画生成AIの利用は16.3%にとどまり、米独中の25%超に見劣りします。前年版の令和7年版情報通信白書(2025)では利用経験率26.7%、20代が44.7%でした。画像生成はまだ「使えると差がつく」領域というのが現在地です。

経理・税務の実務:領収書・インボイス・勘定科目

海外事業者へのドル建て継続課金は、領収書の取得方法も消費税の扱いも国内サービスと違います。ここは上位記事がほぼ触れていない領域です。

1. 領収書は自動送信されない Midjourneyの請求書・領収書はメールで自動的に届くわけではなく、請求管理ページから自分でダウンロードする必要があります。月次で保存する運用を決めておかないと、決算期にまとめて遡る羽目になります。

2. インボイス(適格請求書)と仕入税額控除 国税庁の質疑応答事例および「No.6118 国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係」(2023)によると、消費者向け電気通信利用役務の提供に係る課税仕入れは、適格請求書発行事業者の登録を受けた国外事業者からのものについて、適格請求書等および帳簿の保存により仕入税額控除を適用できます(令和5年10月1日以後)。裏を返せば、登録国外事業者でない海外サービスへの支払いは、仕入税額控除の対象にならない可能性があります。Midjourneyの登録状況は変わり得るため、契約時点で顧問税理士に確認してください。

3. 勘定科目 通信費・支払手数料・広告宣伝費などで処理されることが多いですが、事業内容によって適切な科目は変わります。継続課金は毎月発生するため、最初に決めて統一しておくと後の修正が不要です。

4. 円換算のタイミング ドル建て決済のため、カード会社の売上確定日レートで円貨が確定します。前掲の海外事務処理手数料3.63%も含めたカード明細上の請求額が経費計上額の基礎になります。

注意

ここで挙げた税務の扱いは一般的な整理です。個別の判断(特にインボイス・仕入税額控除の可否)は事業形態によって結論が変わるため、必ず顧問税理士の指示を優先してください

Midjourneyの商用利用:副業・中小事業者の運用チェックリスト16項目

有料プランなら商用利用は原則可能です。ただし契約前・経理・生成時・納品時の4ブロックを通してから使うのが安全です。

各項目には「未確認のまま進めた場合に起きること」を添えました。

契約前(3項目)

  • [ ] 1. 年間総収入100万ドル基準でプラン要件を確認した

→ 未確認だと、規約上Pro必須の企業がBasicで運用し、生成物の権利が不安定なまま納品することになる

  • [ ] 2. 決済カードのブランドと海外事務処理手数料率を確認した(Visa/Mastercard 3.63%、JCB 2.20%)

→ 未確認だと、年間コストが想定より数千円ずれ、見積もりの原価計算が甘くなる

  • [ ] 3. 年払いの為替固定リスクを許容できるか判断した

→ 未確認だと、円安局面で1年分の高値掴みが確定する

経理(3項目)

  • [ ] 4. 領収書を請求管理ページから毎月DLして保存する運用を決めた

→ 未確認だと、決算期に12か月分を遡って探すことになる

  • [ ] 5. 仕入税額控除の可否とインボイス要件を顧問税理士に確認した

→ 未確認だと、控除できない前提の税額を控除して申告し、後日修正が必要になる

  • [ ] 6. 勘定科目(通信費・支払手数料・広告宣伝費など)を決めた

→ 未確認だと、月ごとに科目がぶれて帳簿の一貫性が崩れる

生成時(5項目)

  • [ ] 7. 既存キャラクター名・作品名・作家名をプロンプトに入れていない

→ 文化庁「AIと著作権に関する考え方について」(令和6年3月15日)によると、AI生成物が既存著作物と類似性・依拠性を有する場合は著作権侵害となり得て、AI利用者が侵害主体と評価される場合があります

  • [ ] 8. 文化庁「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」(令和6年7月31日)に目を通した

→ 未確認だと、確認すべき論点を知らないまま納品することになる

  • [ ] 9. Basic/Standardでは生成物とプロンプトが公開ギャラリーに載る前提で、守秘案件に使っていない

→ 未確認だと、NDA違反が発覚してから気づく

  • [ ] 10. 係争中の訴訟についてクライアントと認識を共有した

→ 未確認だと、リスクを説明しないまま納品したという指摘を受け得る

  • [ ] 11. Draft Modeで試行し、Fast枠の消費を抑えている

→ 未確認だと、月末に生成できなくなる(特にBasic)

納品時(5項目)

  • [ ] 12. 生成物の権利帰属と再利用範囲を業務委託契約書に明記した

→ 未確認だと、二次利用の可否で後日もめる

  • [ ] 13. AI利用の開示についてクライアントと合意した

→ 未確認だと、発覚時に信用問題へ発展する

  • [ ] 14. 納品前に類似画像検索で既存作品との類似度を確認した

→ 未確認だと、意図せぬ類似を納品後に指摘される

  • [ ] 15. 商標登録など独占権前提の用途でないか確認した

→ 未確認だと、ロゴ等で権利行使できない可能性がある

  • [ ] 16. 生成履歴とプロンプトをセットで保存した

→ 未確認だと、制作過程の説明責任を果たせず、再現依頼にも応じられない

訴訟リスクの現在地

7・10番の背景は具体的に知っておくべきです。報道(2025)によると、Disney・Universal・DreamWorksが2025年6月11日、著作権侵害でMidjourney社をカリフォルニア州中部地区連邦地裁に提訴しました。また、Sarah Andersenらアーティストによる集団訴訟の審理が2026年9月8日に開始予定と報じられています。いずれも係争中で、判決は確定していません。

注意

Midjourneyの規約は生成物の権利をユーザーに与えますが、その生成物が第三者の権利を侵害していないことまでは保証しません。納品前の類似チェックと用途の合意は利用者側の責任です。

つまずきやすいポイントと対処法

初心者の詰まりどころは「無料だと思っていた」「英語で固まる」「Fast枠が尽きた」の3つに集約されます。

つまずき原因対処法
生成ボタンが反応しない未契約・支払い未完了プラン契約状況を確認
日本語が反映されない英語最適化のためDeepL等で英訳して入力
狙った構図にならない指示が抽象的すぎる主役→状況→画風の順で具体化
生成が異常に遅い/止まるFast時間切れBasicはRelaxが無く当月停止。Standard以上を検討
文字が崩れて入る文字はAIの苦手分野`--no text`で除外、文字は別ツールで載せる
作風が定まらない参照軸がない`--sref random`で24通り試して当たりを固定

とくに多いのが「日本語で入力して意図が伝わらない」ケースです。翻訳ツールで英訳してから貼り付けるだけで再現性が大きく改善します。思った絵が出ないときは、プロンプトを長くするより具体的な名詞・形容詞に置き換える方が効きます。「きれいな風景」より「霧のかかった早朝の杉林、差し込む光線」です。

もう一つの落とし穴が「Fast時間の枯渇」です。BasicにはRelaxモードがないため、Fast 3.3時間を使い切ると当月は生成できません。納期のある案件を抱えているなら、この一点だけでStandard以上を選ぶ理由になります。

注意

公序良俗に反する内容や、実在人物・著名ブランドを狙ったプロンプトはブロックされることがあります。違反が重なるとアカウント制限の対象になり、その場合は返金の対象外です。

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次に読むと、この記事の判断がしやすくなります。

よくある質問

無料・料金・商用利用・解約など、契約前後で迷いやすい疑問に短く答えます。

Q1. Midjourneyは無料で使えますか? A. 2026年8月時点で、無料で画像生成する方法は基本的にありません。 無料トライアルは2023年3月に停止されたまま復活しておらず、最低でもBasicプラン($10/月)の契約が必要です。無料でできるのはExploreタブで他ユーザーの生成物を閲覧することだけです。

Q2. Midjourneyの料金はいくらですか? A. Basic $10 / Standard $30 / Pro $60 / Mega $120(いずれも月払い)で、年払いは一律20%オフです。ただし日本から契約する場合、Visa/Mastercardなら海外事務処理手数料3.63%が上乗せされます。155円換算だとBasic年払いで年間約15,420円が実額の目安です。

Q3. 合わなかったら返金してもらえますか? A. アカウント生涯のGPU使用が20分未満の場合のみ対象です(Midjourney公式ドキュメント)。Fast/Turbo/Relax合算でカウントされるため、大量に生成してから「やっぱり合わない」では手遅れになります。本文のフローチャートの順で判断してください。

Q4. Discordアカウントは必須ですか? A. 必須ではありません。 公式Webアプリ(midjourney.com)がGoogleログインに対応しており、ブラウザだけで完結します。「Discord必須」という解説は古い情報です(Discordでの操作も引き続き可能)。

Q5. 生成した画像は商用利用できますか? A. 有料プランなら原則として商用利用できます。 ただし年間総収入100万ドル超の企業はPro以上が必須で、Basic/Standardでは生成物が公開ギャラリーに表示されます。納品前に本文のチェックリスト16項目を確認してください。

Q6. Basicで足りますか、Standardにすべきですか? A. 判断軸は枚数よりRelaxモードの有無です。BasicはFast 3.3時間を使い切ると当月は生成不能。試行錯誤の多い立ち上げ期や納期のある案件があるなら、月額差(年払いで$16/月)を払ってでもStandardが安全です。

Q7. 日本語のプロンプトでも使えますか? A. 使えますが、英語の方が精度が高くなります。 DeepLなどで英訳してから入力すると再現性が大きく向上します。最初は短い英文から始めるのがおすすめです。

Q8. 領収書はどこで取得しますか? A. 自動送信されないため、請求管理ページから自分でダウンロードします。 毎月の保存を運用に組み込んでください。なお海外事業者への支払いのため、インボイス・仕入税額控除の扱いは顧問税理士に確認が必要です。

Q9. 解約はいつでもできますか? A. いつでも解約でき、プラン期間の終了日までは利用できます。 Manage Subscriptionから数クリックで手続き可能です。自動更新のため、使わない月が分かっているなら更新日前の解約・ダウングレードを忘れずに。

まとめ

手順自体は5ステップ・20分で終わります。差がつくのは、返金枠20 GPU分を判断のために使えるかです。Q1〜Q4はGPUを消費せずに答えが出るので、生成前に済ませる。Q5でDraft Mode+`--sref random`を使って作風を面で確認する。この順番なら、合わなかったときも返金の選択肢が残ります。

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