結論早見表:AI電話代行サービスの「実質月額」比較
| ①サービス | ②看板の基本月額 | ③含まれる着電数/通話時間 | ④超過時の従量単価 | ⑤電話番号維持費 | ⑥会社番号をAIに回す時の転送通話料 | ⑦AIだけで完結する範囲 | ⑧解約時に番号は残るか |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| IVRy フリー | 0円 | 月30着電まで | 上限超で有料プラン移行 | 別途かかる | 契約者負担(ボイスワープ経由) | 自動応答・分岐・取次 | サービス側発番=残らない |
| IVRy スターター | 月払3,980円〜(年払3,317円〜) | プラン規定の範囲 | 従量利用料が別途 | 別途かかる | 契約者負担 | 自動応答・FAQ・SMS返信 | サービス側発番=残らない |
| IVRy スタンダード | 月払6,480円〜(年払5,400円〜) | プラン規定の範囲 | 従量利用料が別途 | 別途かかる | 契約者負担 | 上記+電話発信・転送(転送を使う最低ライン) | サービス側発番=残らない |
| ミライAI START | 月額1,000円+AI会話1分16円 | 基本料に会話時間は含まれない | 16円/分(通話時間課金) | 別途確認が必要 | 契約者負担 | AI会話・一次受け | 要確認(発番元による) |
| NTT東日本 おまかせAIでんわ | 月額2,728円(AIスタートプラン) | プラン規定の範囲 | 要確認 | 既存回線利用が前提 | 自社回線構成に依存 | 自動応答+文字起こし・要点抽出・履歴管理 | 既存番号を使う構成なら残る |
| fondesk(有人・比較軸) | 月額10,000円(税別) | 50件込み | 51件目以降1件200円(税別) | 別途かかる | 契約者負担 | 人が対応=判断が必要な用件も可 | サービス側発番=残らない |
※料金は各社公式サイト(IVRy料金プラン、ミライAI、NTT東日本報道発表2026年3月18日、fondesk公式)の掲載値です。IVRyは公式に「基本プラン料金のほか、電話番号維持費、従量利用料金が別途かかります」と明記しています。金額は改定される場合があるため、契約前に必ず公式ページで最新値をご確認ください。
発信者から転送元までの通話料金は発信者のご負担、転送元から転送先までの通話/通信料金はご契約者のご負担となります。(NTT東日本「ボイスワープ ご利用料金」)
比較表の②だけを横に並べて「一番安いのはここ」と判断するのは危険です。転送構成を採る場合、ボイスワープ月額880円(事務用)+転送通話料が全サービス共通で上乗せされます。
AI電話代行サービスとは何か?有人代行と何が違うのか

AIと有人、判断力とコストのトレードオフ
- 対応時間:AIは24時間365日、有人は営業時間内が基本(深夜対応は追加料金)
- 判断力:AIはシナリオ外に弱い、有人は例外対応が可能
- 記録:AIは録音・文字起こし・履歴が標準、有人は要約テキストの通知が中心
- コスト構造:AIは基本料+従量、有人は件数課金が主軸
AIで実際に何割が完結するのか
なぜいま導入が進んでいるのか
AI電話代行の料金はいくら?実質月額の計算式と3ケース試算
実質月額の計算式
ケース別の試算3パターン
AIと有人の損益分岐着信数
従量課金型(1分16円など)は、迷惑電話にも課金されます。月150件のうち約30件が迷惑電話なら、平均2分で「30×2×16=960円」を営業電話に払っている計算です。着電数上限型か、迷惑電話ブロック機能付きを検討してください。
電話代行の料金相場はいくら?AI型と有人型の相場感
有人電話代行の件数帯別相場
| 月間コール数 | 料金相場 |
|---|---|
| 〜50コール | 5,000〜7,000円 |
| 50〜100コール | 8,000〜15,000円 |
| 100〜200コール | 15,000〜30,000円 |
AI電話代行の相場レンジ
ミライAIは全プラン30日間無料、fondeskは14日間無料トライアルがあります。相場表で悩むより、無料期間に実際の着信を通して「AIで何割完結したか」を数えるほうが確実です。
IVRyの料金はいくら?プラン別の中身と落とし穴
プラン構成と価格
| プラン | 月払 | 年払(月換算) | 年額 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円(月30着電まで) | — | 初期費用0円 |
| スターター | 3,980円〜 | 3,317円〜 | 39,800円〜 |
| スタンダード | 6,480円〜 | 5,400円〜 | 64,800円〜 |
| アドバンス | 10,480円〜 | 8,734円〜 | 104,800円〜 |
基本料に含まれない費用
- CSVエクスポート:1,000円/月
- ダッシュボード(AI解析):10,000円/月
- スマホレンタルパック:2,760円〜/月
IVRyの事業体力と選択理由
電話代行は個人事業主に必要か?4問で分かる判定チャート
Q1:月間着信は30件以下ですか?
Q2:単純な取次・営業時間案内・FAQで済む着信は何割ですか?
Q3:営業電話・迷惑電話が着信の2割以上ありますか?
Q4:その番号を名刺・Webサイト・特定商取引法に基づく表記に載せますか?
通販を行う個人事業者は、特定商取引法で電話番号の表示義務があります。消費者庁「通信販売広告Q&A」Q18(2025年)は、①取引活動がそのプラットフォーム上で行われること、②その住所・電話番号が連絡先として機能することの合意があること、③プラットフォーム事業者やバーチャルオフィス運営事業者が個人事業者の現住所と本人名義の電話番号を把握していること、の3条件をすべて満たせば、自身の番号の代わりにプラットフォーム事業者やバーチャルオフィスの番号を表示できるとしています。AI電話代行の発番がこの条件に当てはまるかは、契約前にサービス提供元へ確認してください。
AI電話代行のメリット:コスト以外に効く3点
1. 営業時間外・作業中の取りこぼしがなくなる
2. 通話が検索可能なデータになる
3. 24時間365日が追加料金なしで手に入る
AI電話のデメリットと注意点:導入前に知るべき5つ
1. 3〜4割は人が出ることになる
2. 音声認識はシナリオ外に弱い
3. 機械対応への抵抗感がある
4. 看板料金の外に費用が積み上がる
5. 解約すると番号を失う
迷惑電話への課金は見落としやすい落とし穴です。トビラシステムズ調べで着信の約20%が迷惑電話、うち約75%が悪質営業・勧誘。従量課金型では、この通話にも料金が発生します。契約前に迷惑電話ブロックやブラックリスト機能の有無を確認してください。
AI電話代行とfondesk、どちらを選ぶべきか
選択基準は「Q2の6割ライン」
- AI向き:予約受付、営業時間の問い合わせ、場所の案内、定型的な取次、注文状況の確認
- 有人向き:クレーム一次対応、値引き交渉、複雑な仕様相談、感情的な配慮が必要な連絡
- ハイブリッド向き:着信が多く、上記が混在する店舗・士業・工務店など
段階導入という現実解
失敗しない導入手順:申し込みから運用定着まで6ステップ
- 1か月分の着信を数える:月間着信数、平均通話分数、うち定型で済む割合、営業電話の件数を記録します。この4つがないとプラン選定はできません。
- 無料枠・無料トライアルで試す:IVRyフリー(月30着電まで0円)、ミライAI30日間無料、fondesk14日間無料を使います。実費ゼロで比較できます。
- 番号の構成を決める:既存の会社番号を転送するならボイスワープ(事務用880円)を申し込みます。新規発番を使うなら、解約時に失うことを前提に名刺・特商法表記への記載を保留します。
- シナリオを最小構成で作る:最初は「営業時間案内/予約/その他は担当へ転送」の3分岐で十分です。分岐を増やしすぎると迷子になります。
- 実ログを見て2週間ごとに分岐を追加する:「その他」に流れた用件を読み、頻出パターンを分岐に昇格させます。これが完結率を6割超に引き上げる作業です。
- 実質月額を再計算して本契約する:基本料+番号維持費+従量+ボイスワープ+転送通話料の合計を出し、有効着信1件あたり単価が納得できる水準か確認してから年払に切り替えます。




