まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
ChatGPTの使い方は初心者だと何から始めるべき?
登録から最初の入力までは5分で終わります
- 公式サイト(chatgpt.com)またはスマホアプリ「ChatGPT」を開きます。
- メールアドレス、またはGoogle・Apple・Microsoftアカウントで登録します。
- 届いた確認メールのリンクを開き、名前と生年月日を入力します。
- 画面下部の入力欄に、日本語で用件を打ち込みます。
- 回答が出たら、そのまま追加の注文を続けて打ちます(会話は続きます)。
最初の1タスクは「今日すでにやる予定の仕事」から選びます
- 送る予定のメール1通の下書き(要件を箇条書きで渡す)
- 参加した打ち合わせのメモを議事録の形に整える
- 自社サービスの説明文を、3パターンの言い回しで作らせる
「Think」ボタンとモデル選択は最初は触らなくて構いません
補足
生成AIを使わない理由として、総務省 令和7年版情報通信白書(2025年)では「生活や業務に必要ない」が最多で、「使い方が分からない」がそれに次ぐ水準で並びます。必要性を感じる前に操作を学ぼうとすると挫折しやすいため、実務タスクから入るのが近道です。
なぜ初心者は「調べ物止まり」になるのか?主な原因を深掘り

原因1:日本人特有の「辞書」認識が使い方を縛っています
原因2:毎回ゼロから説明し直しているため負担が減りません
原因3:出力の合格基準を渡していないため毎回手直しが発生します
原因4:機密が絡む業務を「全部ダメ」と切り捨てています
注意
顧客名・住所・契約金額などをそのまま入力するのは避けてください。「A社(従業員50名・製造業)」のように抽象化すれば、出力の質はほとんど落ちません。
自分がどのタイプか分かる「辞書型→アシスタント型」移行診断
まずは5問に答えてください
| # | 質問 | YES/NO |
|---|---|---|
| Q1 | 1回質問して、その回答を見て終わることが多い | |
| Q2 | 自分や自社の前提説明を、毎回打ち直している | |
| Q3 | 自分の職種・商材・顧客をAIが知らないまま使っている | |
| Q4 | 出てきた文章を、ほぼ毎回自分で手直ししている | |
| Q5 | 機密が絡むので、そもそも使えていない業務がある |
YESの内訳ごとの処方箋
- Q1中心の人 → 指示テンプレ3点セットを使う:「役割(誰として書くか)」「材料(前提・数値・素材)」「出力形式(文字数・構成・トーン)」の3つを毎回入れます。この3行があるだけで、返答の実用度が変わります。
- Q2・Q3中心の人 → カスタム指示とメモリを設定する:設定画面のカスタム指示に、職種・商材・顧客像・文体を書きます。登録するのは3か月後も変わらない情報だけにしてください。案件名など短期の情報を入れると、後で誤った前提を引きずります。
- Q4中心の人 → プロジェクト機能に合格アウトプットを添付する:過去に自分でOKを出した提案書やメールを1〜3点添付し、「この基準に合わせて」と指示します。基準を言葉で説明するより速く、正確です。
- Q5中心の人 → 一時チャットとデータコントロールに切り替える:履歴を残さない一時チャットを使い、設定でモデル改善への利用をオフにします。設定手順は後述します。
ChatGPT無料版の制限は?GoとPlusの違いを比較
2026年8月版・プラン選択の新基準
| 項目 | Free | Go | Plus | Pro |
|---|---|---|---|---|
| 月額(税込・円建て) | 0円 | 1,400円 | 3,000円 | 30,000円 |
| 既定モデル | GPT-5.6 Luna | GPT-5.6 Luna | GPT-5.6 Sol | GPT-5.6 Sol |
| テキストチャット上限 | 無制限(不正利用対策の制限は残る) | 無制限(同左) | 上位モデルSolを利用可 | 上位モデルSolを利用可 |
| 画像生成・ファイル添付・音声 | 上限あり | 上限あり(Freeより緩い) | 上限あり(さらに緩い) | 最も緩い |
| 広告表示 | あり | あり | なし | なし |
| メモリ・プロジェクト | 基本のみ | プロジェクト利用可 | 快適に利用可 | 快適に利用可 |
| 向いている人 | まず試す個人 | 毎日使うが客先では見せない人 | 客先で画面を見せる/画像・資料を多用する人 | 長時間の重い分析を回す人 |
課金するかどうかは「損益分岐の時間」で判断します
- Go 1,400円 ÷ 2,000円 = 月0.7時間(約42分)の短縮で回収
- Plus 3,000円 ÷ 2,000円 = 月1.5時間の短縮で回収
- Pro 30,000円 ÷ 2,000円 = 月15時間の短縮が必要
広告表示は「客先で画面を見せるか」で効いてきます
補足
低価格プランのGoは2026年1月16日に日本を含む全世界で提供開始されました(発表時は月額1,500円と報道)。現在の円建て価格は1,400円です。
モデル選択で迷わないための使い分け
SolとLunaの違いは「どのプランに付くか」です
Thinkボタンを押すべき3つの場面
- 複数の条件を同時に満たす必要がある依頼(予算・納期・体制をすべて踏まえた提案など)
- 数字の計算や場合分けが絡む依頼(料金プランの比較、シフト作成など)
- 一度出た回答が的外れで、原因が自分でも分からないとき
注意
上位モデルでも、実在しない統計や条文を自信を持って書くことがあります。検証できない数値はそのまま納品しないを原則にしてください。
仕事でChatGPTを活用する「部門別・最初の3タスク」
部門別・最初に任せる3タスク
| 部門 | 最初の3タスク | 効果が出やすい理由 |
|---|---|---|
| 総務・管理 | ①社内規程の要約と周知文作成 ②議事録の整形 ③問い合わせ返信テンプレ作成 | 定型文が多く、正解の形が社内に既にある |
| 営業・販売 | ①提案書の構成案作成 ②商談メモから次アクション抽出 ③顧客別の案内文の書き分け | 材料(商談メモ)が既に手元にある |
| 経営・企画 | ①アンケート自由記述の分類 ②競合情報の論点整理 ③会議資料の骨子作成 | 情報の整理作業が大半を占める |
| 製造・生産 | ①作業手順書の下書き ②ヒヤリハット報告の分類 ③安全教育資料の作成 | 現場の暗黙知を文章化する負担が大きい |
目的は「効率化」に絞ると失敗しません
事例が見つからないのは、あなただけの問題ではありません
副業・受託でChatGPTを使う前の7項目チェックリスト
着手前に7項目を確認してください
| # | チェック項目 | 違反した場合に起きること |
|---|---|---|
| 1 | 案件のAI利用可否を募集要項で確認した | 納品後の発覚で受領拒否・報酬未払い |
| 2 | AI使用の可否を契約前にメッセージ等の文面で残した | 「言った言わない」で泣き寝入り |
| 3 | 納品物が既存作品に似ていないか検索で照合した | 著作権侵害の主張・損害賠償請求 |
| 4 | 顧客の個人情報・機密をプロンプトに入れていない | 秘密保持義務違反・契約解除 |
| 5 | データコントロールで学習利用をオフ/機微案件は一時チャット | 情報管理体制を問われ取引停止 |
| 6 | 客先の画面共有でFree・Goを使っていない(広告が出る) | 信用低下・プロ意識を疑われる |
| 7 | 事実・数値を一次情報で裏取りした | 誤情報納品による修正費用負担 |
項目3の根拠:文化庁の考え方
生成AIの利用段階では、生成物が既存の著作物と類似し、依拠性が認められる場合に著作権侵害となり得る
項目4・5の根拠:個人情報保護委員会の注意喚起
注意
「AIを使ったこと」自体より、「使ったことを隠したこと」が信用を失います。可否が不明な案件は、着手前に一言確認するのが最も安全です。
ChatGPTに学習させない設定と、履歴を残さない使い方
モデル改善への利用をオフにする手順
- 画面右上(スマホは左上メニュー)のアカウントアイコンを開きます。
- 「設定」を選びます。
- 「データコントロール」を開きます。
- モデルの改善に会話を利用する項目をオフにします。
- 反映されたことを画面上で確認します。
一時チャットは「履歴に残さない」ための使い方です
- 顧客名や社内固有の数値を、どうしても含める必要があるとき
- 人事・労務など、履歴に残したくない相談をするとき
- 共有PCで一時的に使うとき
組織で使うなら「入力してよい情報」を一枚で決めます
| 分類 | 例 | 扱い |
|---|---|---|
| 入力可 | 公開済みの自社情報、一般的な業務知識 | 制限なし |
| 抽象化して入力可 | 顧客の業種・規模・課題 | 固有名詞を伏せる |
| 入力禁止 | 個人名、住所、契約金額、未公開の財務数値 | 一時チャットでも禁止 |




