料金・対応言語・ライセンス条件は、2026年10月7日に各社の公式ヘルプ・公式ブログ・料金ページで確かめた内容です。確認できなかった項目は『要確認』としています。各ツールの精度は筆者が実測したものではありません。
英語会議の議事録をAIで作る全体の流れは?
- 録音・記録:会議ツールの録画・文字起こし、ChatGPTのRecord、Nottaなどで残す
- 文字起こし:英語の発言をテキストにする
- 日本語化・要約:決定事項・Action items・期限を日本語で整理する
- 原文照合:数字と固有名詞だけは英語の原文と見比べる
| 段階 | できること | 例(出典は後述) |
|---|---|---|
| 追加0円 | 契約済みプランの標準機能+手持ちのAIで事後処理 | MeetのGemini自動メモ(対象エディション)、ChatGPTのRecord(有料プラン) |
| 月数ドル | 会議中に英語→日本語の字幕を出す | Zoom翻訳字幕アドオン(月5ドル/ユーザー) |
| 月数千円〜 | 専用ツールや上位ライセンス | Notta+翻訳アドオン(年払いで月2,043円)、Teams Premium(10ドル/ユーザー/月・年契約) |
英語の議事録AIとは?リアルタイム翻訳との違い

| 比較 | リアルタイム翻訳 | 事後処理(議事録化) |
|---|---|---|
| 目的 | 会議中の理解 | 記録・共有・タスク管理 |
| 必要なもの | 翻訳字幕・音声翻訳 | 録音+文字起こし+要約AI |
| 向いている人 | 聞き取りに不安がある人 | 記録の手間を減らしたい人 |
始める前の準備:会議ツールとプラン別にできること
| ツール・プラン | 英→日字幕 | 日本語の音声翻訳 | 自動議事録 | 日英混在会議 | 追加月額 |
|---|---|---|---|---|---|
| Zoom Business Plus以上 | ○(プランに含む)※1 | 別アドオン※2 | 要確認 | 要約は多数派の言語※3 | 0円 |
| Zoom 他の有料プラン+字幕アドオン | ○※1 | 別アドオン※2 | 要確認 | 同上 | 5ドル/ユーザー※1 |
| Meet 対象エディション | 要確認 | ×※4 | ○(日本語を含む8言語)※5 | 自動メモは未対応※5 | 0円 |
| Teams Premium(主催者) | ○(参加者も利用可)※6 | × | 要確認 | 要確認 | 10ドル/ユーザー※6 |
| Microsoft Copilot(聞き手ごと) | 要確認 | ○(Interpreter)※7 | 要確認 | 要確認 | 公式で確認 |
| ChatGPT Record | × | × | ○(録音後に要約)※8 | 要約後に日本語化を指示 | 0円(有料プラン内) |
| Notta プレミアム+翻訳アドオン | ○(Notta画面上)※9 | × | ○ | 要確認 | 年払いで月2,043円 |
※1 Zoom Support『Viewing captions in another language』(対象プラン・日本語対応)、Zoom公式ブログ『Introducing Zoom Translated Captions』(2024年2月1日、月5ドル/ユーザー)。※2 Zoom Support『Using the Voice translator for meetings』。※3 EPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)のZoom利用ガイド。Zoom公式ではありません。※4 Google Workspace Updates(2026年1月27日GA)。※5 Google Meetヘルプ『Take notes for me』。※6 Microsoft Learn『Manage transcription and captions for Teams meetings』、価格はMicrosoft公式Teams Premiumページ(米国価格・年契約)。※7 Microsoft Learn『Manage Interpreter agent』。※8 OpenAI公式X(2025年7月16日)。※9 Notta公式料金ページ。確認日はいずれも2026年10月7日。
Zoom 翻訳字幕を使う条件は?
Google Meet 字幕 翻訳と音声翻訳の条件は?
Teams 翻訳 リアルタイムに必要なライセンスは?
ドル建ての料金は米国価格です。日本での価格・為替・税で実際の支払額は変わります。
手順を順番に解説:英語会議の文字起こし・翻訳から議事録まで
会議前:同意と設定を済ませる
- 相手に告知して同意をもらう:招待メールに書き、会議の冒頭でも口頭で確認します
- 自動メモの言語を合わせる:Meetヘルプでは、別の言語が30秒以上話されると言語の変更を促す通知が出るとされています
- 字幕を使うなら表示言語を選ぶ:参加者が自分の見たい言語を選びます
会議中:録音を動かす
- 録音・記録を始める:ChatGPTのRecordは、OpenAI公式X(2025年7月16日)でmacOSデスクトップアプリのPlusユーザー向けに提供と案内されました。録音時間に上限があるため、長い会議は区切って録り、現在の対応端末・上限はOpenAIヘルプで確かめてください
英語 会議 文字起こし 翻訳を事後にまとめる
- 文字起こしを日本語で要約する:AIに次のように頼みます
以下は英語会議の文字起こしです。日本語で議事録にしてください。見出しは『決定事項(Decisions)』『Action items(担当・期限)』『未決事項』にし、各項目の英語の原文も1行添えてください。数字と固有名詞は訳さずそのまま残してください。
- 数字と固有名詞を原文と照らし合わせる:金額・日付・数量・社名は特に確認します
- 共有する:共有範囲を決めてから送ります
つまずきやすいポイントと対処法
日本人が少数派だと要約が英語になる
Meetの自動メモが日英混在の会議で使えない
| 症状 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 固有名詞の表記がばらつく | 用語を伝えていない | 用語リストを要約の指示に貼る |
| Zoomの音声翻訳が遅れる | 長い発話は話者が止まってから再生される(Zoom Support) | 区切って話してもらう |
| Teamsの通訳が使えないことがある | 月20時間を超えると空き容量しだい(Microsoft Learn) | 定例会議は翻訳字幕に分ける |
| 数字が食い違う | 文字起こしや翻訳の誤り | 金額・日付は原文で確かめる |
AIの要約は、否定や条件(『〜しない限り』など)を落とすことがあります。決定事項は原文と並べて確かめてください。
効率化のコツ:判断チャートと月額試算
4問で決める判断チャート
- Q1 主に使う会議ツールは? Zoom・Meet・TeamsならQ2へ。対面・電話なら録音して事後処理
- Q2 会議中に理解したい? 事後の記録で足りるならQ3へ。会議中に理解したいなら、Zoomは翻訳字幕アドオンかBusiness Plus以上、Teamsは主催者のPremium。Meetは日本語の音声翻訳がないため、字幕翻訳の対応を公式で確かめる
- Q3 日本人は少数派? 少数派ならZoomの要約は英語で届く前提で、日本語にする手間を見込む。Meetの日英混在会議は録音して事後処理
- Q4 有料プランを契約済み? 済みなら標準機能から試す。まだならChatGPTの有料プランのRecordか、Nottaを検討
月の会議時間から費用を試算する
| 選択肢 | 計算 | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 標準機能+ChatGPTのRecord | 契約済みの範囲 | 追加0円(上限に合わせて区切る) |
| Zoom翻訳字幕アドオン | 5ドル×1ユーザー | 5ドル |
| Notta+翻訳アドオン(年払い) | 1,185円+858円 | 2,043円 |
| Teams Premium(字幕) | 10ドル×主催者1人 | 10ドル(年契約) |
注意点・リスク:録音の同意と学習利用の確認
- 個人情報を含むプロンプトを入力するときは、利用目的を達成するために必要な範囲内かを十分に確認する
- 本人の同意なく個人データを含むプロンプトを入力する場合は、提供事業者がその個人データを機械学習に利用しないこと等を十分に確認する
英語会議AI議事録の10項目チェックリスト
- [ ] 1. 相手に録音とAIの利用を伝え、同意をもらった
- [ ] 2. 入力データが機械学習に使われない設定・契約か確かめた
- [ ] 3. 会議の内容をAIに入れることが、利用目的の範囲に収まっている
- [ ] 4. 社名・製品名・人名の用語リストを用意した
- [ ] 5. 出力言語を日本語にした(または要約の指示で日本語を指定した)
- [ ] 6. 録音時間の上限と残りの枠を確かめた
- [ ] 7. 決定事項・Action items・期限を日英併記で整理した
- [ ] 8. 数字と固有名詞を原文と照らし合わせた
- [ ] 9. 議事録の共有範囲を決めた
- [ ] 10. 月額を試算した:月の会議時間( )時間×単価=( )円
同意を得ないまま録音してAIに入れるのは避けましょう。
まとめ:まずは追加0円の範囲から試そう
よくある質問
無料で英語会議の議事録をAIで作れますか?
英語の議事録AIに機密情報を入れても大丈夫ですか?
料金・対応言語・ライセンスの条件は頻繁に変わります。導入前に各社の公式ページで確かめてください。




